TOEIC845点、英検準一級の40代男性がオンライン英語教材のパタプライングリッシュを5か月間試した記録。パタプライングリッシュは、ただの情報商材なのかを自腹を切って確認してみました。
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はじめに
45歳手前。たどたどしい英語で会社生活を生き抜いて来ましたが、そろそろ限界が出てきました。オンライン英会話、多くの英語参考書を試すもののビジネス英会話の力はつかずに、いつまで経っても満足な会話ができていません。アウトプットを多くしないといけないけれど、市販のテキストにしっくりしたものがなく、悩んでいたところに現れたのが「パタプライングリッシュ」。情報商材のようにも見えて警戒感いっぱいでしたが、藁にもすがる思いで飛びつきました。この記事は飛びついてから5か月経過したあとの状態を記します。
パタプライングリッシュはビジネス英語に特化した中上級者向けの英会話教材です。パタプライングリッシュは音声だけでレッスンが完結を売りにしていますが、聞いた英語をすぐに繰り返して言う必要があるため、ある程度の英語力がないと音声だけで完結できません。英文は見れますが、英文の文法についての解説はなく、ただのスクリプトの表示に近いです。
パタプライングリッシュは、ある程度の英語力（特に文法力とリスニング力）がついた人向けの教材になります。ネットには「パタプライングリッシュ 使えない」などのネガティブな記事が散見されますが、きっと初心者で手を出してしまうと「使えない」という感想になってしまいます。TOEIC600点を超えるまでは、手を出さないのが賢明です。
パタプライングリッシュとは
パタプライングリッシュは、オンライン英語学習教材です。すべて独学で、煩わしい人とのコミュニケーションは不要で、特別なアプリも不要です。ブラウザがあれば学習可能です。学習履歴はサーバーに自動的に記録され、その日の推奨レッスンも自動的に表示されます。次のレッスンを何にしようと考える必要はありません。システムが忘却曲線に従って次のレッスンを指示してくれます。
スピードラーニングのようにただ聞くだけではなく、パタプライングリッシュは、英文を必ず声に出す必要があります。英文を聴いて、その英文を頭に一時とどめてから、その英文をそのまま声に出す、というレッスンを地道につづける必要があります。この地道さに耐えられないと、効果が出る前に止めてしまい「パタプライングリッシュ 使えない」になってしまいます。パタプライングリッシュには、ある程度の英語力と地道さに耐えられる忍耐力は必須になります。
パタプライングリッシュは「パターンプラクティス×チャンク」のスピーキングに特化したビジネス英語のオンライン英語教材です。パタプライングリッシュでトレーニングすることでスピーキングの瞬発力が身につき、会議や交渉などビジネスシーンで本来の実力が発揮できるようになります。主な対象者は「知っているのに話せない」、TOEIC600点以上の中級者からTOEIC800点以上の上級者です。
https://patapura.com/
気になる費用
費用は2022年10月31日までは39800円（税込）。2022年11月1日から49800円（税込）です。この料金は月会費とか年会費ではなく、期限なしの永久会員です。
一見高いけれど、オンライン英会話のBizmatesの月額13200円、シャドテンの月額21780円に比べると圧倒的に安いです。 他の似たようなサービスは1年会員が多いですが、パタプライングリッシュは永久使えます。
５ヶ月累計206レッスンを終えて
三日坊主かな？と思いましたが、通勤時、散歩時にぶつぶつ言うが定着して、一日一レッスン強の進捗で206レッスンを終えることができました。レッスンは、英文を声を出さないといけないので、誰も歩いてない道とか、皆が寝静まったあとの家で行っています。そのため、まとまった時間を確保できず、1日20～30分程度の勉強時間で進捗遅めです。
それでも、3分の1の206レッスン終了しました。3分の1終了でも、英語が口に出るようになってきました。同時にリスニング力も上がったようで、理解できる会話がが増えてきました。英会話中に、さっと文章が組める瞬間が多く出て来て、自分でも驚くぐらい話せてしまう瞬間が増えてきました。
残り約400レッスン。このペースだと終了に10ヶ月かかる計算ですが地道に最後まで終わらせようと思います。永久会員なので、期間を気にせず完遂できそうです。
1年経過後の記事
パタプライングリッシュ１年以上試した効果。リスニングにも効果