携帯の低速充電を直す4つのこと

低速充電が消えなくなる。。

アンドロイドの携帯電話(スマートフォン)を充電しようとType-CのUSBコネクタを差し込んだら、画面に「低速充電」の文字。

最初のうちは、TypeCのコネクタを上下ひっくり返して差し直したら、普通に充電できていました。ひっくり返したり、ゆっくり差したりと騙し騙し使っていましたが、ついに充電ができなくなりました。

充電器とケーブルは、他の端末が充電できているので問題がないことがわかっているので、「低速充電」の原因は本体の充電端子の問題のようでした。

本体の充電端子のために機種変更はブログの儲けがまだ1円の私には高すぎます。そこで、最後まで手を尽くしてから機種変更を考えようと思い端子を復活させる方法を考えました。

ソフトウェアで行える改善策

バッテリーセーバーのオン・オフの切り替え、Wi-Fiの接続を一旦オフにする、使用中のアプリを終了させる、再起動の4つがネットによくあがっています。全部行いましたが「低速充電」は改善されませんでした。

スマートフォンが低速充電になる主な理由

スマートフォンが低速充電になる主な理由は、以下の通りですが、今回はどれにも該当せず、充電端子の問題と考えました。

  1. 充電器の出力が低い: スマートフォンを充電するためには、充電器からの適切な電力が必要です。充電器の出力が低い場合、スマートフォンが低速充電になる可能性があります。
  2. スマートフォンの温度が高い: スマートフォンを充電する際には、スマートフォンの温度が高くなりすぎると、バッテリーの寿命が短くなることがあります。スマートフォンは端末の温度が下げるために、自動的に低速充電に切り替えることがあります。
  3. スマートフォンのバッテリー寿命が短い: スマートフォンのバッテリー寿命が短くなると、充電効率が低下することがあります。スマートフォンはバッテリー保護のため、低速充電に切り替えることがあります。

プラモデル用の精密綿棒

「低速充電」の原因は、端子に異物が付着しているからだと考えました。綿棒で拭き取ってみようと思いましが、普通の綿棒とかベビー用の綿棒では携帯の端子部分に入りませんでした。もっと細い綿棒が必要です。プラモデル用の綿棒は、先端が小さいの端子に入って掃除ができました。

プラモデル用の綿棒の先に黒いものが付着していたので、ある程度の汚れは取れたようでした。拭いた後に再度充電してみましたが、結果は変わらず「低速充電」でした。端子を上下をひっくり返して差すと低速充電から、充電にゆっくり切り替わりましたが根本解決にはいたりませんでした。

家にあったものと異なる商品ですが、イメージとしてリンクを張っておきます。

KURE 接点復活スプレー #1424

KURE(呉工業) 接点復活スプレー#1424には、金属部品の表面を清浄化するための溶剤、防錆・防湿効果を発揮する化合物、接触抵抗を低減させる成分が含まれています。これらの成分によって、接点の接触不良を改善したり、配線端子の錆や腐食を防止したりすることができます。接点表面に薄い被膜を形成しますが、通電状態は変わりません。この薄い被膜は、接点に強い衝撃が加わっても自動的に復元するので、接点の腐食を長く防止できます。

KURE 接点復活スプレー #1424は、端子に付着したカーボンや汚れなどを除去します。綿棒よりは強力に除去できそうなので期待大です。

KURE 接点復活スプレー #1424には、少し臭いがありますが、刺激臭はありませんでした。吹き付けた直後に鼻を近づけて嗅ぐと微かに匂いがする程度でした。ただ、第四類の危険物(引火性の液体)に該当するので、火の気のない風通しの良い場所で使う必要があります。

直接携帯に吹き付けると他を壊してしまう可能性があるので、紙コップに吹き付けて出てきた液体を刷毛で塗りました。

KURE(呉工業)といえばKURE 556が有名です。KURE556の成分は鉱物油、防錆剤、石油系溶剤で、KURE1424の成分も鉱物油、防錆剤、石油系溶剤で表記は一緒ですが、成分に細かい違いがあるかもしれないので、KURE1424の使用をお勧めします。

ソフト99 チョット塗りエイド 接点復活剤

KURE1424は量があって、ガス入りで、第四類の危険物です。使い切らないと捨てられないし、使わずに放置すると腐食により缶に穴が開いて、可燃性ガスが外に出て爆発する可能性があります。

今後、あまり量を使う予定がない人、屋外に保管スペースがない方は、ソフト99 チョット塗りエイドをお勧めします。1mlあたりの金額は割高ですが、ガスが入っていない分、取り扱いが楽です。

ソフト99 チョット塗りエイドは蓋に刷毛がついているので、プラモデル用綿棒を用意しなくても、そのまま使えます。

サンハヤト ニューポリコールキング PJR-P10

サンハヤトのペンタイプ接点復活剤です。1mlあたりの金額は割高ですが、ガスが入っていない分扱いが楽ですが、端子形状によってはペン先が入らないので、サイズを先に確認してから使ってみてください。

自己修理の結果

結局、完全には「低速充電」は直りませんでした。TYPE-Cの端子の上下で低速充電、充電と変化しました。端子の方向によっては、低速充電→充電の表示の切り替えがなくなり、すぐに充電の表示がでるようになりました。効果はあるようですが、根本的な解決にはなりませんでした。

修理業者

個人での基盤の修理は難しいです。キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)から端末を購入している人は、キャリア窓口に相談する手があります。保証内であれば10,000円程度で修理もしくは端末交換してくれます。保証期間がすぎている場合は、修理費用は端末交換と同額になるケースが多いです。端末交換の場合は、データは消えてしまいます。

データのバックアップを取っていない人、保証期間切れ、SIMフリー携帯を使用してる人は修理業者を使う手もあります。

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