鶴見大で横向き親知らずを抜歯

鶴見大学歯学部附属病院(旧鶴見歯科大学)で歯茎(ハグキ)に横向きに埋没した親知らず(水平埋伏歯)を抜くまでの話。

親知らずの発見

銀歯が取れてしまったので近所の歯医者に行きました。前に行っていた歯医者の腕が悪く銀歯が取れたのかもと思い今回は別の歯医者に行ってみました。

案の定前の歯医者の治療が悪くすべてやり直しになりました。新しい歯医者の歯の仕上がりも綺麗でした。やっぱり歯医者の腕と歯科大の偏差値は比例しないんだなと思いました。

治療の最終日に、横向きで歯肉に埋没した親知らず(水平埋伏歯)の抜歯を薦められました。

その親知らず自体はまだ痛くなかったのですが、歯医者からは親知らずは、隣の歯を押したり、隙間に虫歯ができたりと他の歯に悪影響を与えるから抜くのは出来る限り早いほうが良いと言われました。

私の親知らずは左下にあり、歯が少し顔を出していたが、横向きに生えているため手術が必要とのことでした。

しかし、まっすぐ生えている歯よりも抜歯が難しく、歯茎を切開してめくりあげ、歯の頭の部分と骨の一部分を削り取り、分割しながら抜歯が必要。

その上、親知らずの近くに下歯槽神経という下唇と下の歯の感覚の神経が通っているので、処置が大変。術後神経麻痺のリスクもあり設備と体制が必要ということでした。

ということで、近所の歯医者では手術ができないので口腔外科のある神奈川県にある鶴見大学歯学部付属病院を紹介して貰いました。

鶴見大学歯学部附属病院

鶴見大学歯学部付属病院は、神奈川県にあり、JR東日本の京浜東北線と鶴見線の鶴見駅から5分、京急線京急鶴見駅から7分のところにあります。

鶴見歯科大学は俗称で正式名称は鶴見大学歯学部です。鶴見女子短期大学→鶴見女子大学→鶴見大学と名称を変更していて、元々は国文学の短大でした。後から歯学部を併設して、男女共学となり今の形になりました。

紹介された大学病院で

大学病院は並ぶイメージがあったので、病院は土曜日の9:00から診療開始ですが、朝8:40に受付に行きました。

自動ドアを入ってすぐに初老の男性から「初診ですか?」と言われて「はい」と答えると、初診用書類を書くように言われました。

その書類と紹介状を受付に提出して、5分後には診療カードと口腔外科の受診票を受け取ることができました。この時点で朝9:00でした。

紹介状がない人は、1Fの初診科にまわされていました。こちらは人が沢山並んでいて、時間がかかりそうでした。私は紹介状があったため初診科ではなく、直接2Fの口腔外科にまわされました。

口腔外科に受診票を渡して5分待った後に問診があり、今の症状、アレルギー等を医師(研修医?)に答えました。そのあと、画像診断科に行くように言われて、隣の部屋でX線撮影し、また口腔外科に戻っりました。この時点で朝9:15でした。

  • 口腔外科では、問診した医師がX線写真と、口の中を確認して手術内容を説明してくれました。
  • 手術は30~60分。
  • 麻酔は湿潤式を使うので、手術後すぐに帰れる。
  • 手術後2~3日は腫れるので痛み止めを飲んで安静する必要がある。
  • 1週間後に糸を抜くために来院が必要。
  • 特に腫れとか問題がなければ、今回を含めて3回で終了する。
  • 歯は半分に切って、根の部分を水平に抜く。
  • 根を抜く際に顎を通っている神経を刺激することがあり、1000人に1人はしびれることがある。
  • 今回は画像を見る限りリスク症例ではない

等々の説明を受けました。

初診の費用

説明後、その場で次の手術予約をして終了。この時点で朝9:30。 このあと、1Fの会計に受診票を渡して1Fの精算端末で精算して今日は終わりました。

長くかかると思っていた大学病院の初診は1時間もかからずに終わった。今回の初診料は2310円でした。

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