スウォッチ(SWATCH SKIN)の電池交換をやってみた

いざ、腕時計を使おうと思って、いくつかの腕時計を見てみたら全部電池が切れて止まっていた。電池交換は電池代込みで3000円近くかかるし、持ち込みと引き取りが手間。電池は数百円で買えるし、自分で電池交換してみることにした。

SWATCH SKINの電池はスイス製

SWATCH SKINは、裏蓋のプラスチックを外すと、すぐに電池がみえる構造だったので交換自体は簡単そうだった。問題は入っている電池の規格が謎なこと。

入っていた電池は、“317 RENATA SWISS MADE”と謎の刻印の入ったボタン電池だった。ソニーのボタン電池互換表で調べてみると、レナータ社の1.55Vの酸化銀電池で、直径5.8mm、厚さ1.6mmのものだった。ソニー規格では、SR516(旧SR516SW)であることがわかった。

ちなみに、日本では馴染みのないレターナは会社の名前で、スイスにあるスウォッチグループの電池メーカーのことです。スウォッチに最初からついている電池は、すべてレターナ製になります。

Renata SA, a subsidiary of Swatch Group Ltd in Biel,
was founded in 1952 as a manufacturer of components for mechanical watches.

https://www.renata.com/

早速、ネットでソニー製の電池を取り寄せて交換開始!結構簡単で数分で交換ができました。

SWATCH001

ボタン電池の交換手順

1) まずは裏ブタを精密ドライバーの小さいので取り外す。

SWATCH002
SWATCH005

2) 古い電池を取り外して、新しい電池を入れる

指では取れないので爪楊枝で取ることをお勧めします。精密ドライバーは関係ないところを傷つける恐れがあるので不適です。

3) 蓋がカチッとなるまで閉める。

ぎゅっと押せばカチッと閉まります。蓋がずれたまま押すと変形するので注意

ボタン電池対応表

掲載した電池と種類が違う場合は、電池対応表で確認してください。

マクセル
https://www.maxell.jp/battery/crossreference.pdf

ソニー
https://www.sony.jp/battery/compatible

安い電池を入れるときはSWとWの違いに注意です。

時計用SRボタン電池には、SWタイプとWタイプがあります。 SWタイプは、アナログ時計などの比較的負荷の小さな時計に適しています。 それに対し、Wタイプは、デジタル時計などの多機能時計に適しています。 Wタイプの電池が使われていた時計に、SWタイプの電池を入れると、正常に動作しない可能性がありますので、ご注意ください。

https://www.maxell.jp/battery/gozonji.html

今回の購入品