町田胃腸病院での大腸内視鏡検査でS字結腸にポリープ発見

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町田胃腸病院で受診した大腸内視鏡検査でS字結腸にポリープが見つかり退院するまでの話。

大腸内視鏡検査を受けるきっかけ

便潜血検査で一度も陽性になったことはないが、父親が40代の時に大腸に小さいポリープが見つかっているので、40歳を超えたら大腸内視鏡検査を受けようと思っていました。

40歳過ぎてすぐにコロナパンデミックが入り大腸内視鏡検査を受けられるところが激減。45歳近くになりやっと大腸内視鏡検査を受けられる環境になったので大腸内視鏡検査を受けることを決意しました。

大腸内視鏡検査の病院の選定

大腸内視鏡検査前は、受診当日に自宅で下剤を飲んで便を出し切ったあとに病院まで自力で移動しなければいけません。大腸内視鏡検査後は、大腸内視鏡検査時に鎮痛剤を点滴で打つので自転車・自動車の運転ができません。車を使わず、電車、バス、徒歩でいける病院を探しました。

ポリープがあった場合は、内視鏡でポリープを切除するので出血の可能性があります。日帰りで患者を家に返してしまう病院も多くなりつつありますが、痛覚のない腸で出血しても気が付かないので、安全をみて入院できる病院を選択しました。

大腸内視鏡検査のために、いちいち病院に行って長時間待って予約するのは大変なため、Web予約が出来る病院を探しました。

すべてが合致したのは、町田胃腸病院でした。

大腸内視鏡検査前日

大腸内視鏡検査の前日は、病院の指示で絶食せずに3食ともに大腸内視鏡専用検査食の「ジャネフ クリアスルーJB」を食べました。

味はおいしいものの腹持ちが悪く、すぐにお腹が空きました。次の日に影響するといけないので、我慢していつもよりも早くに就寝しました。検査前日の下剤服用の指示はなかったので、普通に寝れました。

大腸内視鏡検査当日 自宅編

検査当日は、朝8時に消泡剤のジメチコンを飲んだ後、下剤のモビプレップを五回に分けて飲みました。朝8時に初めて朝9時半には飲み切り、便は透明感のあるものに変化していました。

モビプレップは、常温の水で割ってしまったため、温く飲みずらかったです。水か冷たいと味覚が鈍り味が気にならなくなりますが、温いと味を感じてしまい飲むのがつらかったです。今更冷やすことはできないので、我慢して飲み続けました。

便が透明になるまでは、お腹を揉みながら歩きまわり便意を感じたらトイレをするを5回繰り返しました。下剤は、約1時間半ですべて飲み切りました。下剤で便を出し切ることで疲れたのか眠気が出て来て、検査が15時からだったので二度寝しました。

12時になったところで便意を感じて起きてしまい。トイレに駆け込み透明感のある便を出しました。トイレのあとに水を飲んでしばらくすると、再度便意感じトイレを繰り返して、便意を感じなくなったところで移動時間になりました。

大腸内視鏡検査 病院編

徒歩で病院に行くまでに便意を感じることはなく、空腹を感じながら、いつものペースで歩いて病院に行けました。

病院への移動中に便意を感じて漏らしてしまったらと不安に思っていましたが、心配する必要はなかったみたいです。

病院に到着後、待合室で少し待ってから着替えに。CF用パンツという、お尻側にスリットの入ったパンツを履いて、上着は病衣を着ました。

そのあと、指輪を外すように言われましたが外れず。石鹸水を借りて洗面所で指輪を外しました。大腸内視鏡検査を受ける人は、家で動画を参考にして外しておくことをお勧めします。

大腸内視鏡検査 検査編

看護婦さんが腕にルートを確保してから検査台へ。姿勢の指導を受けた後に鎮静剤投与がされ、意識がなくなりました。起きたころには、大腸内視鏡検査が終わっていました。

検査後は、検査台から自分で降りて自分で歩けました。検査室から退室し、看護師に促され病室に移動しました。

大腸内視鏡検査でポリープの切除をしていない人は、そのあと着替えて帰れました。

私はS字結腸のポーリプがあり、2㎝未満の粘膜切除術(EMR)をしたので、出血の有無を確認するために最低1日入院となりました。

次の日の朝、レントゲンと血液検査をして出血がないことを確認して退院となりました。この一連の検査で、3㎏の減量に成功しました!

S字結腸のポリープ

S字結腸のポリープは、大腸の内壁にできる良性の腫瘍で、通常はがんにはなりませんが、ある種のポリープはがんに進行することがあります。

S字結腸に生じたポリープのうち、大きさや形状、病理組織学的な特徴によって、がんに進行するリスクが異なります。

一般に、ポリープの大きさが大きくなるほど、がんに進行するリスクが高くなります。また、複数のポリープがある場合や、ポリープの形状が不規則な場合、病理組織学的に異常が認められる場合なども、がん化する可能性が高くなります。

そのため、S字結腸のポリープが見つかった場合は、定期的な検査や取り除きが必要とされることがあります。

便潜血で陰性だからといって、大腸内視鏡検査を受けなければ60歳ぐらいで取り返しのつかないことになっていたかもしれません。

初診から病理検査までの費用

大腸内視鏡検査の費用の合計は42,830円でした。将来の大腸がんを抑制できたと考えれば安い投資だと思います。

私はソニー損保の医療保険SURE(シュア)に入っていたので、入院診療費請求書と入院診療費明細書の画像データーをネット経由でソニー損保に送るだけで請求完了。次の日には60,000円が振り込まれていました。

初診3,960円
内視鏡検査+ポリープ除去
+入院1日
38,490円
病理検査結果報告380円
合計42,830円

今思えばこれが自覚症状かも

便潜血検査の結果はずっと陰性でした。お酒はほとんど飲まない、タバコも吸わない、辛い物が苦手なので、大腸ポリープができる可能性は低いはずでした。

父が40代の時に大腸内視鏡検査で小さいポリープを二つ除去していたので、同じ40代になって念のため大腸内視鏡検査を受けて、S字結腸に2㎝未満のポリープが見つかりました。

今思うと左下脇腹を指で押さないと便が出ずらかったのは、S字結腸にあったポリープのせいだったのかもしれません。

ポリープを取った後は便がスムーズにでるし、便秘が解消されたので、この症状が出たした人は、限りになく黒に近い黒だと思っています。

町田胃腸病院

〒194-0023 東京都町田市旭町1丁目17−21

町田駅から徒歩18分。バスの場合は、バス5分+徒歩1分。

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