父(81歳)の介護と母(73歳)の介護と会ったことのない叔母(98歳)の対応が同時に発生。起こったことをメモとして記します。
大腿骨頸部骨折をした父が急性期病院を退院しました。約2か月の入院でざっと45万円が吹き飛びました。。このあと回復期リハビリテーション病院が2か月続くので出費はさらに膨らむ予定。自宅で看取る予定でしたが、とんだ大誤算。。
急性期病院の初月の費用
内訳は下記の通りです。大部屋に入れれば、もっと安かったけれど、救急車で緊急入院したため、部屋が空いておらず、テレビと仕切ありの四人部屋になりました。30日入院したのに差額ベットの請求は26日分でした。
>>病院
医療費 57,600円
食事負担金 33,120円
差額ベット代 78,000円(26日)
オムツ代 16,863円
消費税 9,486円
合計 195,069円
>>その他
病衣+タオル 17,160円
テレビカード 15,000円
合計 32,160円
急性期病院の2月目の費用
内訳は下記の通りです。30日入院したけれど差額ベット代の請求は22日分でした。コロナに院内感染のが原因なのかがよくわかりませんが、安くなって良かった。
>>病院
医療費 57,600円
食事負担金 29,440円
差額ベット代 66,000円(22日)
おむつ代 21,313円
消費税 8,731円
合計 183,084円
>>その他
病衣+タオル 19,140円
介護タクシー 6,480円
合計 25,620円
そして退院
父がコロナに院内感染したため遅れに遅れて、やっと転院になりました。転院は突然決まり、突然病院から「5日後転院です。」と言われました。急いで仕事を調整して何とか休みを取りました。
転院先の受入可能時間が10時に指定されてしまったため、転院元を9時15分に出ないと行けませんでした。リハビリが出来ていないからタクシー不可能。介護タクシーを使わないと行けないけれど手配の仕方がわからない。。転院元に土地勘はなく、業者の当てもなく困り果てていました。
転院元の病院と相談したら、なんと介護タクシーは転院元の病院が手配してくれました。これが普通なのかも、わかららないまま何とか事前準備を終えることができました。
転院当日は、父の着替えを持って6時半に家を出発し、病院に8時半に到着しました。着替えを看護師に渡したら、談話室で長い時間待たされました。
待ってる間、転院先に渡す手紙を受取、何枚か住所氏名を記入、2週間分の薬を受取、私物の確認、請求書の受取(ただし、窓口が開いてないから払えない)をこなしました。
父の準備ができて、やっとご対面。まだ父は私を認識できていました。2ヶ月ぶりにあった父は凄い痩せていたが元気そうでした。本人曰く「二年半意識がなかった。」そうで、認知機能はかなり悪化してそう。。
父は片耳が聞こえず、聞こえる方も悪いので会話が成り立たず、介護タクシーの中ではスマホで大きな文字を表示させて意思の疎通をしました。文字も読めているかもよくわかりませんでしたが、少しは通じたようです。
父が「こうやって病院をたらい回しにされるのだろ」と言ったので、「急性期病院は長くいられない」と説明しましたが理解できていないようで、父は静かに車の外を眺めていました。父は何を考えているのだろうか。。
介護タクシーの中で父の写真撮影。マスクのせいで顔の半分が見えませんでした。今思うと父のマスクを取っておけば良かったと後悔。
転院先の病院に到着。父を看護師に引き渡した後に手続き。大量の紙に同じようなことを何度も書く。名前だけサインにできないのだろうか?何度も住所を書かされる。
父の有料4人部屋に行き私物の引き渡し、父の性格のインタビューを受けて手続き完了。すべてが終わったのは12時を過ぎていました。
食事が始まり父とお別れ。笑顔で手をあげて見送ってくれた。入院中は面会不可。最低1か月は姿は見れない。やっぱり写真を撮っておけばよかった。
急性期病院とは
急性期病院とは、急性疾患または重症患者の治療を24時間体制で行なう病院のことを指します。急性期とは、病気が発症し急激に健康が失われ不健康となった状態をいい、発症後おおよそ14日間以内が急性期の目安とされています。
急性期病院の主な機能は、以下のとおりです。
- 救急医療の提供
- 急性疾患の診断・治療
- 重症患者の集中治療
- 手術
- 高度な医療技術の提供
急性期病院は、地域の基幹病院として、地域住民の健康を守るために重要な役割を担っています。
具体的な急性期病院の役割としては、以下のようなものが挙げられます。
- 救急患者の受け入れ
- 重症患者の集中治療
- 高度な医療技術の提供
- 地域医療の連携
- 地域の医療体制の整備
急性期病院は、24時間体制で救急患者の受け入れを行っており、重症患者の命を救う重要な役割を担っています。また、高度な医療技術を備えており、地域の医療をリードする存在となっています。
急性期病院の機能や役割を理解することで、地域医療をよりよく理解することができます。
以下に、急性期病院の特徴をまとめます。
- 急性疾患または重症患者の治療を24時間体制で行う
- 救急医療の提供、急性疾患の診断・治療、重症患者の集中治療、手術、高度な医療技術の提供などの機能を有する
- 地域の基幹病院として、地域住民の健康を守るために重要な役割を担っている
急性期病院は、地域医療を支える重要な存在です。
大腿骨頸部骨折とは
大腿骨頸部骨折とは、大腿骨の足のつけね側にあたる部位の骨折です。大腿骨は太ももの骨で、股関節と膝関節をつなぐ骨です。大腿骨頸部は、股関節を形成する部分で、大腿骨頭と骨盤をつなぐ役割をしています。
大腿骨頸部骨折の主な原因は、転倒や転落による外力です。高齢者の場合、骨粗鬆症によって骨がもろくなっているため、転倒や転落の際に骨折しやすくなります。
大腿骨頸部骨折の主な症状は、股関節の激しい痛みと腫れです。また、足を引きずったり、歩けなくなったりします。
大腿骨頸部骨折の治療は、骨折の状態によって異なります。骨折が完全骨折の場合は、手術によって骨を固定します。骨折が不完全骨折の場合は、保存療法によって骨を固定します。
大腿骨頸部骨折は、高齢者の寝たきりの原因の1つとなっています。早期の治療とリハビリテーションによって、寝たきりを防ぐことができます。
大腿骨頸部骨折の予防には、以下のようなものが挙げられます。
- 骨粗鬆症の予防
- 転倒予防
- 適度な運動
骨粗鬆症の予防には、カルシウムやビタミンDの摂取、適度な運動が有効です。転倒予防には、歩行の注意、足元の安全の確保などが有効です。適度な運動は、骨粗鬆症の予防だけでなく、転倒予防にも効果的です。
大腿骨頸部骨折は、高齢者の健康を脅かす重大な疾患です。予防と早期治療によって、寝たきりを防ぎ、高齢者のQOLを向上させることが重要です。