コロナ禍でホワイトカラーのマネジメントスタイルは激変しました。
今まで出版されたマネジメント本は、フェイストゥーフェイス前提のものばかりで参考になりません。
ビデオカンファレンスは、部屋が映るから、毛穴が見えるから、化粧してないからなど、あらゆる理由で断わられます。
これからは、相手の表情は見えません。音と文字によるコミュニケーションが前提となります。
マイクロソフトの「従業員監視ツール」も使えません。マイクロソフトの「従業員監視ツール」に批判殺到、機能を削除 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
もう、上司からの曖昧な依頼を上司の表情をみながら、莫大な時間をかけて完成させる日本の伝統芸能「摺合せ」もできません。
著者はスタッフ700人のうちほぼ全員がリモートワークで働く会社の取締役COOです。コロナ禍になる前からリモートワークをしていた強者です。何か解決策が見つかるかもしれないと、期待して読込みました。
リモート時代のマネージメントはマイクロソフトの「従業員監視ツール」の導入ではなく、メンバーを無条件に信頼することと説いています。確かに信頼できれば監視する必要がありません。
上司の仕事は、部下に仕事を任せて成果をあげられるようにアシストすることの行は、山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」に通ずるものがあります。
部下の監視をやめて信頼した上で、成果をみるようにします。その場合、どのようにして成果を担保するのでしょうか?納期の直前まで寝ているかもしれない、納期直前に出てきた成果物が、使い物にならない可能性もある。どうしよう、どうしよう。。
まずは部下と一緒に行動して、成果をみて詰まっている原因を一緒に解決する事が成果に繋がるとのこと。やっぱり、手取り足取りが先にあるのか。。オフィスで対面指導ができないリモートワークでどうやって手取り足取りしようか。。
「リモートワークでは、チャット空間=オフィス空間であり、チャットとはバーチャルオフィス空間」だとか。チャットで手取り足取りをすればいいのか!
そのチャット空間のチャットは、「スラック」、「チャットワーク」のことで、マイクロソフトのチームス(Teams)ではない。猿真似にもなっていない、あの伝説の使いづらいソフトウェアで手取り足取りは辛い。辛すぎる。。50代おじさん相手には難しい。。
リモートワークには、伝える力が重要で『てにをは』が大事!直観的な右脳派は論理的な左脳派に!言い換えが重要!。。。。
リモートワークに対する心構えは十分学べましたが、方法は環境の違いが大きくて学べませんでした。左利きな私は、論理的な右脳派を心がけて日々マネージメントしていきます。
マネージメントに特効薬も早道はなくて、対面だろうとリモートだろうと、泥臭い業務のプロセス分解とゲート管理でマネージメントするしかないことを実感できました。GW明けは、まずは一緒に仕事をしてみて業務のプロセス分解をしてみます。4月は、部下の50代のおじさんが担当している商品の知識がなくて、間違った選択肢を選び大きなミスをしたため、私は他部署に謝罪しに行きました。。。同じ業務10年間やっていて、商品知識の欠如って??